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History - アニマルライツセンター第1期の歴史

2017/06/22

アニマルライツセンター誕生まで

アニマルライツセンターは今は亡き川口進によって設立されました。


もともと学生運動から、労働運動に移行し、屠殺場での労働者の権利運動などをしていた川口は動物が好きなわけでもありませんでした。
屠殺場で牛の脳天にハンマーが当てられる姿を見てその労働の危険性の改善に取り組んでいたが、当時動物の苦しみには気が付かなかったと言っていました。
 
その川口が動物の問題に気がついたきっかけは、アメリカの1982年の映画Atomic Cafeなどでみた核実験のために行われた恐ろしい動物実験映像でした。
もっとも弱者である動物たちが、とんでもなく苦しんでいる、そして苦しめているのは人間であり、今の社会システムであると気がつき、動物の権利運動に主軸を移していきました。
 
これら動物や環境の運動と、労働運動や人権運動などの考え方、そして欧米のアニマルライツ運動の盛り上がりの影響を受け、さらに日本でもアニマルライツの考え方を示すピーター・シンガーの動物の解放や、アニマル・ファクトリーなどが出版されました。
 
1984年、地球のいのちを守るための様々な分野の団体が集まった連合、日本みどりの連合が誕生。アニマルライツセンター創始者である川口進がここに参加したこともアニマルライツセンターのルーツの一つであるといえます。
1986年には現在も存在し私たちとも一緒に活動をするパートナー団体である動物実験の廃止を求める会が太田龍や栗原桂子により作られ、川口はこの世話人でもありました。
1987年7月、動物実験だけではなくもっと広い問題を扱いたいと、動物実験の廃止を求める会の神奈川メンバーで会合を持ち、 『動物の解放』訳者戸田清氏、『宮沢賢治の菜食思想』等書籍著者鶴田静氏、アニマル・ファクトリー訳者 高松修氏 、動物行動学者藤原英司氏、動物学者小原秀雄氏  -等の賛同を得て、1987年10月に設立されました。

30年前、どんな時代だったか

露天や祭りで幼い犬も猫が売られ、保健所には犬が溢れかえり、犬の殺処分数が70万頭をに超えていた時代です。
畜産などは旧欧米型の工場畜産が定着し、よりひどい効率的な方法が試行錯誤されていた時代です。


アニマルライツセンターの立ち上げ時の活動目標は、今の内容とほぼ変わりません。
  • アニマルライツ運動を広めること、
  • ネットワークを作ること
  • 動物虐待を防ぎ告発すること
  • 動物実験の実態を知らせ廃止を訴え犠牲となる実験動物を減らすこと
  • 工場畜産の実態を知らせ廃止するよう世論に働きかけること
  • 野生動物の生存権とすみかを保全することを訴えること
  • 動物園のあり方を問い直すこと
  • ベジタリアニズムの普及
  • 自然保護、エコロジーなどの運動のいち部を形成し強めること
でした。
各問題ごとの担当者をつくり、問題に対応していました。残念ながらやはり犬猫の問題の担当者は多く、畜産動物の担当者は決まらないという状況でその構造は今の動物問題を予見しているかのようです。しかし、畜産動物に関する実態についてのレポートも当初から多数掲載し啓発をはかってきました。

活動事例

1989~1993年
9月20日からの「動物愛護週間」に際し、犬猫の不妊・去勢キャンペーンを他団体とともに行う。趣旨に賛同する獣医師の協力のもとに、通常の不妊去勢料金に比べ格安な料金設定し、飼い主の手術費用負担の軽減をはかり、不妊去勢手術の必要性を知らせるとともに、「動物の保護及び管理に関する法律」の啓発を行いました。
1989年
日本横断パネルキャラバンとして、7月から10月まで東京、仙台、北海道、福井、大阪、九州、名古屋、東京と、車にパネルを積んでパネル展キャラバンを各地での支援者とともに行いました。
 1988~1993年
新宿西口でテキ屋の安田組組長竹内某のペット虐待露天販売中止行動を行いました。水も餌もやらず、衰弱させ、今にも死にそうな子犬、子猫、ウサギなどを、人通りの多い新宿西口小田急百貨店前で販売するというやくざ商法です。ARCでは、直接指導や、呼びかけを繰り返し、刑事告発しました。93年記録的な猛暑の中で竹内某は多くの動物たちを熱射病で死亡させ、行政もついに動物虐待で告発、警察もようやく受理し、逮捕に至りました。 
1991年
雲仙噴火に伴う犬猫救助活動以降、震災や噴火 の被災動物救助を行ってきました。
ARCは、現地に世話人を派遣し、関係当局に置き去りにされた多くの家畜や犬猫たちの保護を要請しますが、相手にされず、危険を賭して立入禁止の警戒区域に入り、犬12頭を保護。
1995年
阪神大震災では、直ちに動物たちのための活動に取り組み、被災動物の救助・保護・新飼い主さがしなどを全国的に行う準備をし「阪神大震災!被災動物のための共同ネットワーク」を組織し、山口獣医師の献身的な協力の下、現地入り、現地ベースキャンプを東灘区の本山交通公園内にテント10数張を設営し、本格的な活動を行いました。
2000年
有珠山噴火があり、住民から委任状をもらい取り残された動物を強行救助し、まだ生きている動物たちをすくってほしいと国会前での訴えを行いました。



 
同じ年の三宅島の噴火では島からの強制避難で時間が限られる中置き去りにされた動物を救助し、また、見捨てられていた学校飼育動物の救助を強く要請、交渉を行い、ギリギリのタイミングで三宅高校のニワトリ100羽、うさぎ10羽、ひつじ2頭、あひる1羽,孔雀1羽)、三宅小学校のチャボ10羽とうさぎが救助されました。



その他、動物の血液センターであるブルー十字動物血液センターの犬猫の置き去り時の多くの団体との共同救出に協力したり、その他虐待をされていたアドベンチャーワールドの象、ピコの改善への取り組み等々、基本的に相談や事件への対応と、この間ずっと行い続けたパネル展での啓発を中心に地道な活動をおこなってきました。

全国への広がり

活動は全国に広がり、一時は小山理事のもと、山口支部が作られました。


有珠山噴火後、そのネットワークからアニマルライツセンター北海道支部も出来、北海道の多頭飼育崩壊現場への取り組みや、保健所からの払い下げ廃止、パネル展などの活動が行われました。


また、虐待された動物や、災害動物、相談への対応のために、Small Animal Shelterが臨時で作られてきました。
山梨県の個人宅で行っていたSmall Animal Shelterなどです。
 
決して大きなシェルターや、長期のシェルターをやるという発想はありませんでしたが、随時つくられてきました。
これは最後となった成瀬シェルターの様子です。



以前はそこまで福祉へのこだわりはなかったと思いますが、この2004年まであったシェルターでは決して繋いだりケージに入れて飼育するということも、過密飼育はせず、犬は庭とお部屋を1室常時与えられた状態に、一日2度の散歩するなど福祉的に向上させました。
 
このシェルターで保護した犬が、るぱん、順天堂大学から英国人が秘密裏に救出してきた犬でした。
保健所から払い下げられたこの柴犬の雑種は、とても人懐こく社交的な子でしたが、抱き上げられると突然豹変し甲高い声で叫び続けます。特に専門学校生がボランティアに来た際に、学校で習っている看護師としての抱き上げ方をした時の怯え方はひどいものでした。

トラウマを持ちながらもその人懐こさにより一命をとりとめ、切り刻まれる恐怖と痛みを逃れたわけですが、その救出時犬の運搬を行った川口は逮捕されました。幸いアニマルライツセンターとしての活動ではないと認められましたが、川口はその後の活動への影響を恐れ、逮捕とほぼ同時にアニマルライツセンター理事を辞任しました。

その後肺がんが発覚し、裁判を待たずに2004年、亡くなりました。

初代代表理事 川口進は動物の権利擁護運動の種をまいた人

アニマルライツセンターはどんどん新しい人を取りこんでいる団体であるため、今アニマルライツセンターを作っているメンバー、支援者の多くは川口のことを知りません。生前の川口をよく知る、アニマルライツセンターの元理事であり、現在はアニマルウェルフェア推進ネットワークで活躍している宗村さんに、川口の人柄を聞きました。
どんな人柄でしたか?
まず川口さんの経歴を少しご紹介しますと、彼は1947年生まれで、団塊の世代真っ只中の人。全共闘上りで、大学時代は学生運動、大学闘争をやっていたと聞いています。その後、労働争議に関わるようになって、当時の看護士さんの労働環境改善のための運動などをしていたそうです。

アニマルライツセンターを設立したぐらいの人ですから当然なのですが、川口さんは優しい人でした。長らく人間の問題に携わり続けてきた彼は、その延長で、より弱い立場の動物たちに意識が向いていったのだろうと思います。
人間、動物の垣根なく、社会的弱者に対する温かなまなざしをずっと持ち続けている人でした。昔は、住むところに困っていたような会員さんに川口さんが同情して、専従のような形で事務所を提供して、活動してもらっていた時期もありました。
一見とっつきにくく、愛想もよくはないため、無礼で冷たい人という誤解を受けることがしばしばありましたが、実はとても優しく、面倒見がいい人で、呆れるほどお人好しの面もありました。今、私も年をとったのでわかるのですが、内面の非常な素朴さ、純情さを、強面で包み隠しているような人だったように思います。彼の物腰がもう少しだけ柔らかく洗練されていたら、もっと多くの人にその訴えも受け入れてもらえたかもしれないということは残念に思うところです。
また、これは彼個人というより世代の特性のような気がしますが、国家や大企業=悪、市民=善という単純な対立構造で何事もとらえるところがあったので、こうした姿勢も誤解を受けた理由の一つになったように思います。
功績を上げるとしたら?
30年前、犬猫のことをやっている団体ですら非常に少なかった中で、食肉や動物実験のことまで踏み込み、いわゆる「愛護」ではなく、「動物の権利」という耳慣れない言葉を使って動物問題を提起したことは、非常に先駆的だったと思います。どうしても犬猫だけに関心が偏りがちな中で、工場家畜を否定し、自ら肉を食べないライフスタイルを提唱し実践している人はかなり珍しく、有言実行の、非常に立派な人だったと思います。

また、人を受け入れる度量やオープンさは彼の大きな長所の一つで、アニマルライツセンターは基本的に千客万来でしたから、入り口で人を選別するということはまったくなく、誰でも会員になることができました。そのため、多くの人がアニマルライツセンターを入り口にし、経由して、現在も動物のための活動を続けていらっしゃいます。
私は、彼は、日本に動物の権利擁護運動の種をまいた人だと考えています。

また、市民運動を長らくやってきた人らしく、NPO法人というものに対する期待が非常に高かったので、アニマルライツセンターを法人化した時期はかなり早く、他の動物愛護団体がNPO法人化を考えるときの垣根を低くしたという功績もあったのではないかと思っています。




 

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